葉月と作業報告の候
今月は Blender ばっかり触ってたのであまり進捗無いです。
ただ、Lumino ベースにちょっと大きな変更を入れようといろいろ検討中です。
- 内部文字コードを統一にする
- 例外を積極的に使わないようにする
主にプラットフォーム間の互換性と安全性を上げるための対応です。
この2つについては別に記事を作っています。近いうちに上げると思います。
安全性?
Lumino はずっと、パフォーマンス、特に実行速度とメモリ効率を重視して開発してきました。
それはメインターゲットがゲーム開発(リアルタイムアプリ)であることと、C++ の言語コンセプトを強く受けていたからです。
心理的に大きく変わったのは特にここ1年の間です。
ひとつは仕事。仕事はエンタメ的なところからは大きくはなれて、自動車や医療などが関係するところで働いています。"機能安全" で検索。
もうひとつは最近の言語やフレームワーク。 Kotlin や Swift など(まだそんなに語れるほど勉強してないけど)が効率よりも安全を意識した設計をしているのも影響を受けました。
Lumino は「まずは動くこと」を目指して割と急ぎ足で開発してたこともあって 正しく使えば正しく動くけど、間違ったときに安全な方向に倒して動くとか間違えたことを注意してあげるとか、そのへんがすごく弱いです。
ちゃんとドキュメント化すればいいんじゃないの?それだけじゃだめ。
「無知」に対して考えることは重要だって APIデザインの極意 がゆってた。