開発状況 2020 #7
公私共にあわただしくなってきています。
ちょっと前に Lumino の供養がどうのとか言ってましたが、改めてちゃんと考えないとならんかもです。
と言ってもやることはちゃんと動くゲーム1本作り切ることなんだけど。
残り少ない時間で作り切れる規模と、自分の気が済むレベルのクォリティの天秤で、設計中です。多分ARPGやローグじゃなくて、簡単なアドベンチャーゲームになるかも。最近焦りがひどい。よくない。
Audio の安定化
ゲーム作るのに音が無いのは話にならんよね、ということで、プロトだけ作って長いこと放置していた音周りを作りこみました。
API はまだ安定していませんが、ランニングテストやらなにやらと修正を行い、オーディオグラフが安定して動くようになりました。
ポストエフェクト
先月時点でも、SSAO や Tonemap など、かなり量が増えました。ただこれらは個々に独立したエフェクトになっていたため、描画パスがかなり多くなり、特に OpenGL モードでは使い物にならないくらいにパフォーマンスを悪化させていました。
というところで以下のエフェクトをひとつのポストエフェクトクラスに統合しました。
- FXAA
- SSR
- SSAO
- Bloom
- DOF
- Tonemap
- Vinette
3パスくらいで描けるようになり、パフォーマンスはかなり向上しました。
人体用の標準ボーン構造をサポート
Unity のまねっこ。
3Dモデルファイルやモーションデータファイルを読み込むとき、ボーンの名前や構造から部品を推測し、標準ボーン構造にマップする仕組みを実装しました。
これで、キャラクターの頭の向きを決めたり手にモノを持たせたりするとき、ボーンの名前を気にする必要がなくなります。
CharacterController
3人称視点でのキャラクター操作に使用できるコンポーネントを作成中です。
マウスとWASDキーで操作できるところまでは作成済みで、早めにゲームパッドも対応したいところ。
衝突判定用の Body 追加
2D用のは前に ARPG 設計してた時に作ったのがあるのですが、3D 用のは無かったので作りました。
BVH
主にモーションキャプチャ用のデータ保存に使われている BVH ファイルの読み込みを対応中です。
標準ボーンへのマップがまだ未熟なので、今のところは Mixamo からエクスポートしたファイルだけ動きます。