開発状況 2019 #3
今月は主に、チュートリアルで使う2D物理演算とUIシステム、それと Vulkan 対応を進めていました。
Font
これまではフォントを使うときは必ずプログラムのどこかでフォントファイルを登録する必要がありましたが、 mplus フォントをビルトインフォントとして使わせていただくことにしました。
ただやっぱりファイルサイズが大きいので、ひとまず Lumino をライブラリ単体として使うときは ASCII サブセットのみの対応としておきます。 (lumino-cli を使ってデプロイするときは日本語ちゃんと使えるように Asset をくみ上げる予定)
Rendering
UI要素を描画するために必要な機能をいくつか追加しました。 特に、背景と枠。
Animation
プロパティアニメーションを実装しました。 ただ当初はチュートリアルで使おうと思っていましたが、多分直近では不要になりそうなのでちゃんとテスト書いて公開するのはちょっと先になります。
Physics
2D物理システムについて、レイキャストやコリジョンコールバックなど、ゲーム開発に最低限必要な機能を実装しました。 ドキュメントが全然足りてないのが最大の問題・・・。
Graphics
Windows では Vulkan がかなりいい感じに動くようになってきました。 次は macOS, Android あたりで対応したいけど、0.8.0 に向けての Vulkan 対応は Graphics モジュールのモダンAPI対応によるインパクトを見るのが主な目的なので、Windows 以外はもう少し先です。
今後について
Graphics モジュールの API がほぼ固まったので、0.8.0 リリースに向けて仕上げていきます。まぁ、主にユニットテストとドキュメントですが。
Vulkan をどうやって使ったかはどこかでブログ書いておきます。っていうか、残しておかないと自分が忘れる・・・。